年に一度の奇祭”岳の幟”

今年も別所温泉の年に一度の奇祭が盛大、かつ厳かに執り行われました。

7月13日(日)岳の幟
上田市塩田平は、昔から水不足にたいへん悩まされていた土地で、岳の幟行事も、雨乞いの祭りのひとつです。

 夜明け前、幟行列の担い手が別所温泉を出発し、数十本の色とりどりの反物と竹竿でできた長さ約6メートルもの幟(のぼり)をかつぎ、標高1250メートルの夫婦岳に登りました。
6時頃、九頭竜神の祠に岳の幟の布と御神酒を供え、祝詞をあげ、地域の安全と五穀豊穣を祈願してお祓いをし、山頂から別所神社まで温泉街を練り歩きます。
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途中、笛や太鼓の軽快なリズムに合わせて、竹の枠に牡丹の造花をつけた花笠を被った小学生女子たちが竹を打ち鳴らす「ささら踊り」や、若手の獅子の舞いも行われます。
最後に別所神社の神前で舞を奉納して終了しました。
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