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2000.7.18(火) |
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なぜか、白い花が多い梅雨。雨にしっとり濡れる白い花びらはとても艶っぽい。 くちなしもその一つ。(ましてや格別の香り付きだもの) この花で思い出されるのは、映画『旅情』の最後のシーン。 アメリカ人のキャサリン・ヘップバーン演じる女性が、ベネチアでの一人旅で ロッサノ・ブラッティ演じるイタリア人の男性と恋に落ちる。 初めての食事の最中に花売りのおばあさんがやってきて、 いろんな花の入っているかごから彼女はあえてくちなしを選ぶ。 相手が学生で買ってもらえなかった花。叶わなかった恋の花。 くちなしの花は手に入っても、旅先のその恋も最後は別れのフィナーレ。 汽車を追う男性の手には一輪のくちなし。渡せないくちなし。恋をした証明の花。 梅雨が明けて、真夏日と熱帯夜の続く日々に少ししっとりとした話でした。 余談ですが、アメリカでは男性が女性をダンスパーティに誘うときは くちなしの花を選ぶのがエチケットとされているんだそうよ。 |
| いろ | |
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