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『猫の建築家』

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日ごろ、本屋や図書館が大好きで行くと何時間もつい居座ってしまう。特に本屋さんでは「この本を買おう」と決まっているときは別にして、買うからにはずーっと大事に手元に置いておきたいという気持ちがあってついつい慎重に何時間もかけて選んでしまうのです。それで結局何にも買わないなんてときもあるのですが、今日はこの本に出遭ってうきうきと抱えて帰るといった感じでした。

ちょうどよしもとばななさんが森博嗣さんの『アンチ・ハウス』という本に共感したというようなことを何かで書いていたのを思い出して森博嗣さんの本を読んでみよう、でもミステリーという気分じゃないなぁという気持ちがあったところに、猫の話。カーキのトーンで彩られるノスタルジックで素敵な絵。ひとめぼれ!

何度生まれ変わっても建築家という猫が主人公、対英訳も付いた哲学的な詩が絵にマッチしていて、大人の絵本という趣です。ねこって何を考えているんだか、とても思慮深いような表情をするのが想像をかきたてるんですよね。そんなことを書いてる今、うちの子は隣でクークー寝てます(哲学とは程遠い・・・)

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